N.A.O|ナオ 一級建築士事務所
257 0015 神奈川県秦野市平沢
アクセス 小田急線/秦野駅から徒歩15分程
駐車施設 1~2台程
事務所兼自邸のため
プライバシー保護の観点から非公開としております
詳細についてはお問い合わせください
TEL 0463 86 6940
FAX 0463 86 6941
MAIL info@n-archi-o.com
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計画地は、準工業地域に存する畑の一部を宅地利用したものあり、周囲は、住宅、賃貸アパート、会社ビル、工場、コンテナ置き場等が混在している状況であった。また、残地とした畑や空き地が多くあり、孤立したような建ち方になることが想定できた。そのような状況の計画地に初めて立った時、直観として「積極的に周囲に開きたくない」と感じた。また、クライアントも開いた建ち方を望んではいなかった。その結果『外に閉じ、内で開く』ことが1つのテーマとなった。もう1つのテーマは『物理的にも感覚的にも広い空間』である。これは、クライアントからの要望でもあった。この2つのテーマから『外部に閉じつつ、内部で大きな広がりを持たせる』をコンセプトとして設計をスタートさせた。
全体構成としては、建物の1階南側に前庭、2階中央部に中庭を配置し、外壁により閉じることで、開放性や広がりを持たせつつ、プライベートな内外部空間を確保するというシンプルな構成をとった。1階前庭に面する南側を全面開口部とし、LDKから連続するかたちでデッキを設けることにより、視線の抜けや空間の広がりを与えている。また、2階中庭も同様にデッキや開口部を設け、内部空間との連続性を持たせつつ、物理的、感覚的な距離を内部空間に与えた。
LDKと玄関及びホールとの間には間仕切り壁を設けない平面構成とした。また、断面構成は、LDKの天井高を2600と不自然にならない程度に上げ、玄関及びホールを2階ホール及び子供室と空間的に繋がるよう吹き抜け空間としている。平面的、断面的な操作により内部空間でも連続性や広がりを演出している。加えて、玄関とホール・洗面と浴室等、他室を同一床材・同一色とすることや、ストリップ階段や鉄骨手摺の採用、内部建具を天井埋め込みにする等して、素材やディテールの面でも視覚的・感覚的な操作を行った。
『外部に閉じつつ、内部で大きな広がりを持たせる』というコンセプトに対し、平面構成、断面構成、素材、ディテール等のコントロールを行うことにより解決を試みた住宅である。
[ HOUSE-I ]
竣 工 2019年7月
所 地 神奈川県茅ケ崎市
用 途 専用住宅
構 造 木造2階建
敷地面積 204.64㎡
延床面積 105.98㎡
家族構成 4人家族(夫婦+子2人)
施 工 バウムスタンフ
撮 影 花岡慎一
放 映 渡辺篤史の建もの探訪
掲 載 ArchDaily
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