HOUSE-Uは、4月上旬の引き渡しに向けて現場が進行しています。
屋根はガルバリム鋼板GL生地(無塗装板)を採用。少し荒い感じがモルタル素地外壁に合います。
ハゼ先端を折ることで地上レベルからの見た目がシャープな印象になります。
軒は野地板を出し外壁の雨垂れを防止。防水紙を外壁面から屋根面まで連続させつつ屋根同材の板金で包み、意匠性と防水性を確保しています。
外壁はモルタル素地仕上げを採用。道路面は内部の開放感を演出するために敢えて開口を少なくしています。
南面は全開口とし、日照の確保と内部の巨大空間の強調を狙っています。
撥水材の試し塗りの風景。撥水材の種類で仕上がりを微調整しました。お施主様との現場打合せの結果、モルタル素地が一番活きるクリア艶有りに撥水材は決定しました。
雨の日に撥水具合の確認。しっかりと水を弾いています。
主要な内部床はモルタル金ゴテ仕上げです。温水パイプによる床暖房が埋設されています。
内部は間仕切りや建具のない巨大なワンルーム空間。様々な材や色が入り混じる空間構成。
内装制限の法的な役割りをはたしつつ、アクセントになっている巨大モルタル壁。
引渡しに向けて、現場はラストスパートという感じです。残り僅かですが、気を引き締めて現場監理に臨みたいと思います。