鍋割山

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ここ最近、休暇が中々取れずにいたので、平日の午前中をリフレッシュ休暇にして、お義父さんと2人で「鍋割山」に登ってきました。

天気は晴天。絶好の登山日和。朝7時頃から登り始めました。最初は緩やかなハイキングコースのような道でしたが、途中から急勾配の山道が現れました。看板には「鍋割山3.6KM」と…。この険しい山道を3.6KMも…。聞いてませんよ…。お義父さん…。日頃、あまり運動をしていない生粋のデスクワーカーの私が1ヶ月で多い時に200KMのランニングをする鉄人的なお義父さんについていけるわけがありません。1KM程はついていきましたが、途中「自分のペースでいいからゆっくり登ってこい」と言われ、一人での登山タイムがスタートしました。登山中は一人で「登山は距離を伸ばすことではなくて、高さを稼がないと頂上には辿り着けないもの。平行な道を歩くのは負荷が掛らなくって楽だけれども、高さを稼ぐ為には不可が掛る。人生も似ているかもしれない」等と『登山と人生』という重いテーマを勝手に自分に課せながら黙々と山頂を目指しました。

お義父さんに遅れること30分程。なんとか無事に辿り着けました。山頂は靄も少なく、富士山が綺麗に見えました。途中は辛いですが、その景色や達成感は心地良く感じます。山頂には「鍋割山荘」という山荘があり、そこで名物の「鍋焼きうどん」を食べました。疲れた身体に染みますね~。

お義父さんに一人で登っている途中『登山と人生』という重いテーマを考えていたと伝えると「一人で登っていると色々なことを考える。だけどその時考えることは、大きなことを何故か考える。小さな悩みみたいなことは不思議と考えないんだよ」と。良いこと言いますね。お義父さん。

登山は登ったら、終わりではありません。勿論、降らなければなりません。登り程、辛くはないのですが、足への負荷が凄い。降り終えた後、膝が笑っていました。正確にいうと膝が大爆笑してました。

心や身体にゆとりがなければ、発想も切羽詰ったものになってしまいます。心身を整え、ゆとりある豊かな状態にしておくことは、豊かな発想や設計に繋がるのではないのでしょうか。たまにはリフレッシュすることも大切ですね。