2019年抱負 | 業務の適正化・効率化

新年明けましておめでとうございます。

-2019年の抱負-

「業務の適正化・効率化」

以前にもブログで触れましたが、設計事務所経営は〝赤字産業〟な部分があります。それらの事情を踏まえ、昨年、設計料やシステムを改定させて頂きました。(詳しくは[4周年 | 料金改定・システム改定のお知らせ]をご覧下さい)

設計料を上げる試みは、色々な方々が試みています。業界として報酬額を上げ、この状態から脱しようという動きは、以前からあります。しかし、それでも設計料のアベレージに大きな変化がないのが現状です。そのような流れの中で弊所だけ設計料を上げるのは、無茶な話ですし、今のパーセンテージ以上に引き上げるだけのレベルには達していないと認識しています。

そうであれば、設計料に見合う業務量に適正化を図ればよいのではないかと考え始めました。大前提としてクオリティーを落とすという意味合いではありません。今までの業務内容を見直し、無駄を省き、業務の効率化を図りつつ、クオリティーを保つという考えです。

設計事務所の今までの当たり前を疑いながら、一から体制を見直していきたいと考えています。

例えば、模型の作製について見直す必要があるかもしれません。
模型は、シュミュレーションツールやコミュニケーションツールとして必要なものです。しかし、CGのみで同じレベル、または、それ以上のシュミュレーションやコミュニケーションが可能かもしれません。作製に掛る時間や修正に掛る時間も短縮できるかもしれません。模型材料の購入も必要なくなるかもしれません。模型製作自体が不要になるかもしれません。

例えば、図面の作図量や作図時間を見直す必要があるかもしれません。
描き方をテンプレート化してもよいかもしれません。現場が必要としている情報を把握し、必要最低限の書き込みをするように改善してもよいかもしれません。ディテールを考えたらその都度、ディテールブックとしてある程度の定型化を図ってもよいかもしれません。そのような試みをすることで作図量や作図時間を減らせるかもしれません。

例えば、現場に行く回数を見直す必要があるかもしれません。
現場にipad等を貸出し、質疑をTV電話等で行うことや、逐一現場写真を送信してもらう等とすれば、現場に行く回数が減らせるかもしれません。これはHOUSE-Kで実際に行った方法ですが、問題なく現場は進み、クオリティーも落とさず竣工を迎えることができました。

例えば、雇用の仕方を見直す必要があるかもしれません。
在宅勤務として、通勤してもらう必要がなくなるかもしれません。定期的なSkype会議等を行えば支障なく業務が進行するかもしれません。交通費や通勤時間も必要なくなるかもしれません。事務所という場所の存在も必要なくなるかもしれません。

話は少し変わりますが、協力事務所とグループを作り、出張制度を作っても面白いかもしれません。
事務所の業務量には波があります。グループ内で業務量の多い事務所に所員を出張させる。出張先での業務量に応じて対価を頂く等とすればウィンウィンな状況がつくれるかもしれません。自分の事務所の改善部分、出張先の事務所の改善部分等をフィードバックしてもらえばより良い事務所造りができるかもしれません。

上記の話は例えであり、あくまで可能性の話です。現状で、適正化・効率化についての明確な方法が浮かんでいるわけではありません。

オフィシャルに発言することにより明確な目標として位置づけることができますし、この考えに賛同する誰かからアドバイスやアイディアを頂けるかもしれません。具現化する為のきっかけになればよいと思いブログを書かせて頂きました。悪しからず。

持論ですが、有言実行の原理は〝有言〟することでプレッシャーやモチベーションになり〝実行〟へと結びつかせる結果になるのだと考えています。今年も様々な目標を〝有言〟し〝実行〟に移すそんな1年にしたいと考えています。

本年も宜しくお願い致します。